防水工事にふさわしい時期

防水工事を行うにあたって、最適な時期は春または秋です。夏場に防水シートを施工すると冬に縮んでしまったり、反対に冬場に施工すると夏に膨張したりして、思ったように作業できないことが理由に挙げられます。温度が高いとシートが硬化せず、反対に温度が低いと表面だけが硬化してしまう現象も起きるのです。

また、作業には湿度も大きく影響します。冬の作業は防水塗料が乾くまでに結露や凍結が起きる可能性もあるため、作業をするのにふさわしい時期だとは言えません。日本の夏は湿度が高いうえに雨が降ることも多く、乾燥するまでに時間がかかってしまうでしょう。湿度の点から考えても春と秋がおすすめです。

ただし、近年の防水シートは季節による伸縮を前提に作られています。また、塗料による防水塗装をする場合も高性能なものであれば心配は不要です。日本は地域によって気候が大きく変わる国なので、一概に季節と気温・湿度が防水工事と比例しません。したがって、お住まいの地域で確認するのがよいでしょう。東京都内または関東の場合、春か秋と考えておくとわかりやすいです。

なお、マンションの場合、入居者の快適さを考えると夏は不向きです。防水工事をするために足場を組んだりカバーをしたりすると、不快に感じる入居者も少なからずいます。この点を考慮しながら防水工事の時期を決めることが大切です。塗料やシートだけでなく、入居者のことも考えながら防水工事を検討してみてください。

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